どうかすると宗教のような扱いを受けることのある糖質制限ですが、

ぼくは科学だと思っています。

そういった視点で考察をしていくと面白いんですよ。









科学と宗教の違いとは?

そもそも科学と宗教の違いってなんだと思います?

著者の夏井睦医師によると
学は疑うところから出発し,宗教は信じることから出発する。科学者はまず最初に自分の考えを否定してみるが,宗教は無条件で信じることから始める。  湿潤治療や糖質制限が宗教でなく科学たり得ているのは,私自身が毎日「湿潤治療(糖質制限)で間違っているところはないか。仮定を前提にしている部分はないか。もっと良い方法があるのではないか」と,日々,疑っているからだ。『炭水化物が人類を滅ぼす』  を執筆している時も,自分の原稿を読み返しては間違い探しをし,自分の考えをまず否定してみることから始めた。疑い抜いて,否定し尽くして,それでもまだなお否定できない部分が残ればそれが真実だ。  その点,糖尿病治療は宗教だ。「糖尿病はカロリー制限とインスリン注射」という治療を信じることから出発しているからだ。もしも糖尿病学会の大先生方が科学者を名乗るのであれば,まず最初に従来の糖尿病治療を疑うところから出発しなければならないのに,信じて疑わないところから出発している。  つまり,糖尿病学会側と糖質制限側の論争は「宗教 vs 科学」の論争であり,噛み合わないのである。糖尿病学会側の人間は宗教の信徒としては優秀だが,科学者としては無能だ。彼らは自分が科学者だと思っているが,実は,純真で素朴で教祖様を信じて疑わない純朴な信者に過ぎない。  これは糖尿病に限ったことではない。あなたがいましている治療は科学だろうか,それとも宗教だろうか。あなたは科学者として治療にあたっているだろうか,それとも信徒として経典を読んでいるだけだろうか。たまには自問してみるのも悪くないと思う。
出発点の違いだとおっしゃっています。(夏井医師のサイトより引用)


確かに宗教は無条件に教祖様の言葉を信じるところから始まり、

そのまま信じっぱなしという印象ですね。

対して科学は、疑問点を検証し確度を高めていく作業です。

要するに正しさの裏付けをとっていくんですね。

そう考えると糖質制限は間違いなく科学です。


科学的視点で人類史を紐解く

糖質制限という切り口から、人類史を紐解く。

壮大で膨大な思考実験を繰り広げ、生命誕生から

現代に生きるヒトの体の変化までを語りつくす、まさに「最終解答編」。

中でも印象的だったのは
これらの疑問についてさまざま調べてみたが、解答は見つけられなかった。どれを見ても「How」ばかりで「Why」がないのだ。であれば、自分で考えるしかない
という部分。

世の中、なぜそうなっているのか分からないことって結構あると思うんですよ。

だけど大部分の人はその先を考えないんですよね。

疑問に対して自分なりの仮説を立てて検証するっていうのは

仕事をする上でも基本なんですけどね〜


で、自分で考えるしかないって思う人は

2:6:2の 上位2 の人たちなんですよ。

「2:6:2の法則」という経験則がある。これは、人間が集団やグループを構成した場合、自然発生的に

●上位2割……実績・生産性が高く、積極性に優れたグループ

●中位6割……平均的グループ

●下位2割……実績・生産性が低く、積極的に行動しないグループ

本書にはこのような記述がありますが、

ホントにこの通りで、上位2割の人たちは常に考えますよ。

だから総じて能力が高いんですよね。

また、この上位2割の人たちは冒険家遺伝子を持っていると言われています。

この冒険家遺伝子の持ち主たちが社会を変えていくんです。



話を戻して、

著者は答えの見つからない問題に対して考え尽くします。

シアノバクテリア、脳の構造、ドーパミン、そして糖質が脳に与える影響まで。

めちゃくちゃ面白いですよ。




自分の頭で考えよう

糖質制限には未だに賛否両論ありますが、

1番納得できるのは自分の身体で試して、

自分の頭で考えてみることではないでしょうか?

もちろん、正しく考察するためには勉強が必要です。

全然関係ないと思われていた事柄から答えが見つかることもあります。


ぜひ皆さんも本書を手にとって、思案を巡らせてみてください。




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